京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

祇園祭と鴨川

祇園祭 鴨川を神輿は渡り 山鉾は渡らず

祇園祭の10日といえば、鉾町での「鉾建て」と鴨川四条での「神輿洗いの神事」の日である。


「神輿洗い」とは、八坂神社本殿前で点火された大松明により、四条大橋までの四条通が祓い清められた後、神輿蔵から出され舞殿に飾られた神輿が四条大橋まで、「ホイト … 続きを読む

祇園祭 神輿洗い 神幸祭 京都三大祭 八坂神社 四条大橋 鴨川 四若

鱧食べ 行こう

鱧まつり 梅雨明けどきが 盛りなり

山鉾巡行が済むと、祇園祭は終わったように話されるが、これは大間違いだ。
17日の巡行日から24日の花傘巡行までの1週間が、祇園祭の真只中なのだ。

つまり、八坂神社の神輿が御旅所に「おいで(神幸祭)」になるのが17日で、「おかえり(還幸祭)」になるのが24日… 続きを読む

巻寿司 鯖寿司 ちらし寿司 鱧寿司 鱧づくし 骨切り とろ鱧 活鱧 鱧ざく 焼

祇園祭 異文化とのであい

異端の新モノも時経てばいつしか古きものに

祇園祭 異文化とのであい
山鉾はいったい我々に何を受け継げといっているのだろう。
動く美術館とも言われる山鉾の神賑わいなのか、その美術館に飾られている往古の懸装品などの美術品なのか。
勿論その両方と誰もが… 続きを読む

祇園祭 懸装品 応仁の乱 祇園御霊会 鯉山 孟宗山 鶏鉾 霰天神山 長浜曳山祭 鳳凰山 白

祇園祭 蘇民将来之子孫也

ちまきに付いた札の威力とは

台風一過の雨混じりの宵山で授かった八坂神社の「厄除けちまき」を持ち帰り、玄関口に吊るしていたものと取り替えた。来年の祇園祭まで、我が家の「厄除け」の1年間を担ってもらう願いを込めて吊るした。

そして、17日の山鉾巡行を観覧し、昼食を済ませ、お役御免と… 続きを読む

祇園祭 蘇民将来 京都三大祭 厄除けちまき 山鉾巡行 茅の輪 神幸祭 八坂神社

かも川談義 / やっと夏 祇園祭だ 夕涼み

京の母なる川の歴史と夕涼み

「吉符入り」のニュースを聞いた。7月1日と言えば祇園祭の幕開けである。

拙いのは百も承知で 句が詠みたくなった。

雨あがる 二階囃子も 何処からか
  団扇 簾に 鰻はも

祇園祭(旧暦6月7日-7月14日)の風物詩として、室町時代の頃より都人が楽… 続きを読む

祇園祭 京都三大祭 四条川原涼み 川床 納涼床 床机 鴨川

京うちわ

顔を隠す団扇から舞妓うちわまで

簾(すだれ)や網代(あじろ)を設えると、そこでは団扇(うちわ)や扇子(せんす)が似合うと感じ、使い出したくなるものだ。

京都の板前割烹や料理屋さんに行くと、白地に赤字で名前の書いてある団扇が、壁一面によく掛けられてある。赤文字は芸妓さんや舞妓さん… 続きを読む

うちわ 団扇(うちわ) 扇子(せんす)  舞妓うちわ 京丸うちわ 倭寇(わこう) 

祇園祭 清々講社

町衆が和御霊が合体するとき悪霊が退散する

祇園祭神幸祭や還幸祭の神輿の賑わいをご覧になられているだろうか。
山鉾巡行の辻まわしを祇園祭のハイライトと呼ぶなら、石段下や御旅所での揃い踏みの神輿振りは祇園祭のクライマックスと呼ぶに相応しい。

静の山鉾、動の神輿といわれるが、祇園祭の真髄は神輿… 続きを読む

祇園祭 祇園祭 神幸祭 還幸祭 神輿渡御 神輿振り 神宝奉持列 勅板 寄町制度 神輿

生き稚児にみる祇園祭

神の化身、久世駒形稚児が祭の真髄

生き稚児にみる祇園祭
神輿洗いを終え、鉾も立ち、駒形提灯に灯が点ると、祇園囃子が聞こえてくる。
山鉾の巡行のあと、祇園の神輿が寺町の御旅所に… 続きを読む

祇園祭 稚児社参 綾傘鉾 神輿洗い 長刀鉾 祇園囃子 舞踊・芸能型 行列型 依り代(より

祇園祭 鱧

鱧祭 利口に鱧を食べ尽くす

「エーンヤァラァヤアー」の掛け声も聞かれなくなり、「まわせぃ まわせぃー」の掛け声も24日の後祭を終えると、28日の「後の神輿洗い」を最後に聞けなくなる。

祇園会(祭)も終盤に入ってきたという思いが募ってくる。そろそろ梅雨明けとなる訳だ。

梅雨時に… 続きを読む

祇園祭 京都三大祭 鱧祭 祭鱧 鱧寿司 鱧づくし料理

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