京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

清水焼と五条坂陶器まつり

器は料理の着物で柄選びも大変だ

「祇園祭」に因んだ器も、蝉の泣き声がしだす頃には片付け、「大文字」に因んだものに取り替えられている。この時期の会食を京都の料亭で持つときの楽しみである。
季節毎に涼しげな器などに取り替えることは、料理屋を名乗る店ならどこもされている。

しかし、歳… 続きを読む

清水焼 清水焼団地陶器まつり 清水焼団地

祇園祭 異文化とのであい

異端の新モノも時経てばいつしか古きものに

祇園祭 異文化とのであい
山鉾はいったい我々に何を受け継げといっているのだろう。
動く美術館とも言われる山鉾の神賑わいなのか、その美術館に飾られている往古の懸装品などの美術品なのか。
勿論その両方と誰もが… 続きを読む

祇園祭 懸装品 応仁の乱 祇園御霊会 鯉山 孟宗山 鶏鉾 霰天神山 長浜曳山祭 鳳凰山 白

祇園祭あれこれ

鱧食って 祭を語る

毎年7月17日は祇園祭の山鉾巡行の日である。
一ヶ月にまたがるこの祭りは、7月1日「吉符入」、「長刀鉾町お千度」に始まり、2日「くじ取り式」を経て、それからの一週間は行事が目白押しだ。
10日の「山鉾建」「お迎え提灯」「神輿洗」で、氏子である小生の気分は既… 続きを読む

祇園祭 京都三大祭 吉符入 長刀鉾町お千度 くじ取り式 山鉾建 お迎え提灯 神輿

嵐山の鵜飼

おもしろうて やがてかなしき 鵜舟かな

7月を目前にすると、京都人なら誰も、祇園祭のことが気に成りだす。
7月1日「吉符入」のニュースの影になりあまり知られていないが、この日の夜には、古くから嵐山で風物詩が楽しまれている。
「この時期の嵐山はオフシーズンで人出を目にしないよ」と、言う無かれ。… 続きを読む

鵜飼 大堰川(おおいがわ) 篝火(かがり火)  座敷船 屋形船 鵜飼の舟遊び 鵜舟

知られざる祇園祭 点描 神輿洗と四若

変わらぬ伝統と変わらざるを得ない事情

知られざる祇園祭 点描 神輿洗と四若
鉾に例えれば、長刀鉾の曳初めに菊水鉾と刻まれた車輪をつけて、綱の曳き手が菊水鉾の半纏を着けていたら、誰もが妙に思うはずである。
ところが、中御座神輿に東御座神輿の轅(ながえ/長柄)と… 続きを読む

神輿洗 祇園祭 四若 三若 三条台若中会所 神用水 宮本組 道調べの儀 中御座 東

かも川談義 / 河原町と七口

川床夕涼みの話ネタ

未だに分からないのが河原町通の開通である。「お土居(おどい)」が築造(1591)された後、「先斗町」造成(1668)がされるまでの間であることは察しがつくが、実に77年間もある。
「お土居築造」と同時に、それに沿って通りがつくられたことは間違いないであろう。… 続きを読む

京の七口 長坂口 大原口 荒神口 粟田口 伏見口 鳥羽口 丹波口

知られざる祇園祭 神宝奉持列

宮本組、神恩感謝で「お宝運び」

祇園祭には「お宝運び」がある。
それは、山鉾のことでも、神輿のことでもない。
神幸祭と還幸祭の時に、六角屋根のスサノオを乗せた中御座神輿の前を行く「神宝奉持列」のことである。


祇園祭の要となる神輿渡御には欠かせない行列で、剣鉾と同じく、祇園祭や… 続きを読む

祇園祭 神宝奉持列 宮本組講社 お宝運び 剣鉾 御神体 御装束 御神宝 勅板 神

祇園祭 山鉾のほんとの巡行

大トリ鉾の復活で明日の日本に力を蘇らせる

祇園祭 山鉾のほんとの巡行
今年2011年の山鉾の懸装品の復元新調が報じられている。

月鉾保存会は18世紀に作られた絨毯の胴掛の左面を復元新調し、ジェイアール京都伊勢丹で26日に披露し、そのあと12日の曳初(ひきぞ… 続きを読む

祇園祭 加茂葵祭行列図 山鉾巡行 前祭 後祭 大船鉾 居祭り 布袋山 鷹山 京都市四条町

祇園祭 蘇民将来之子孫也

ちまきに付いた札の威力とは

台風一過の雨混じりの宵山で授かった八坂神社の「厄除けちまき」を持ち帰り、玄関口に吊るしていたものと取り替えた。来年の祇園祭まで、我が家の「厄除け」の1年間を担ってもらう願いを込めて吊るした。

そして、17日の山鉾巡行を観覧し、昼食を済ませ、お役御免と… 続きを読む

祇園祭 蘇民将来 京都三大祭 厄除けちまき 山鉾巡行 茅の輪 神幸祭 八坂神社

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