京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

かも川談義 / やっと夏 祇園祭だ 夕涼み

京の母なる川の歴史と夕涼み

「吉符入り」のニュースを聞いた。7月1日と言えば祇園祭の幕開けである。

拙いのは百も承知で 句が詠みたくなった。

雨あがる 二階囃子も 何処からか
  団扇 簾に 鰻はも

祇園祭(旧暦6月7日-7月14日)の風物詩として、室町時代の頃より都人が楽… 続きを読む

祇園祭 京都三大祭 四条川原涼み 川床 納涼床 床机 鴨川

かも川談義 / 河原の芸能

川床夕涼みの話ネタ

鴨川の二条以北は「禊、祓いの場」で、三条以南は「惨劇の場」であったが、何れも今は「憩いの場」として定着している。
最近では、目のやり場のないくらいに仲睦まじいカップルが等間隔に陣取り、その後ろを、真正面に視線を置いたままの散歩者が行き交う光景に出会… 続きを読む

川床 鴨川

七月の節句は七夕さん

バレンタインデーより大事な愛の記念日

七月の京都は祇園祭一色になる。その影になってしまい、ついつい等閑になり見落としてしまう歳時記も多い。
そのうちのひとつが七夕祭ではないだろうか。
現在も、幼稚園などでは笹飾りを作り、町を歩くと幼子のいるであろう家庭の軒先やバルコニーに、短冊のつけら… 続きを読む

七夕 七夕祭 節句 乞巧奠(きこうでん) 棚織津女(たなばたつめ) 織姫星 風俗博物館

祇園祭と鴨川

祇園祭 鴨川を神輿は渡り 山鉾は渡らず

祇園祭の10日といえば、鉾町での「鉾建て」と鴨川四条での「神輿洗いの神事」の日である。


「神輿洗い」とは、八坂神社本殿前で点火された大松明により、四条大橋までの四条通が祓い清められた後、神輿蔵から出され舞殿に飾られた神輿が四条大橋まで、「ホイト … 続きを読む

祇園祭 神輿洗い 神幸祭 京都三大祭 八坂神社 四条大橋 鴨川 四若

かも川談義 / 河原町と七口

川床夕涼みの話ネタ

未だに分からないのが河原町通の開通である。「お土居(おどい)」が築造(1591)された後、「先斗町」造成(1668)がされるまでの間であることは察しがつくが、実に77年間もある。
「お土居築造」と同時に、それに沿って通りがつくられたことは間違いないであろう。… 続きを読む

京の七口 長坂口 大原口 荒神口 粟田口 伏見口 鳥羽口 丹波口

祇園祭 清々講社

町衆が和御霊が合体するとき悪霊が退散する

祇園祭神幸祭や還幸祭の神輿の賑わいをご覧になられているだろうか。
山鉾巡行の辻まわしを祇園祭のハイライトと呼ぶなら、石段下や御旅所での揃い踏みの神輿振りは祇園祭のクライマックスと呼ぶに相応しい。

静の山鉾、動の神輿といわれるが、祇園祭の真髄は神輿… 続きを読む

祇園祭 祇園祭 神幸祭 還幸祭 神輿渡御 神輿振り 神宝奉持列 勅板 寄町制度 神輿

京わらび餅

本わらび餅のワラビ粉はグラム1500円以上もする

夏菓子を記しているなかで、とうとう「わらび餅」をあげない訳にはいかなくなった。
お取り寄せランキングでわらび餅を調べてみると、京都が1軒神戸が2軒に大阪、奈良1軒が上位5軒であった。
わらび粉の名産である奈良には頷いたが、大阪の貴船神社の水使用には少々… 続きを読む

わらび餅 本わらび餅 草わらび餅 京わらび餅 京みずは 老松嵐山店 高台寺洛匠 文

祇園祭三若の吉符入り

疫病退散に立ち向かう男の覚悟

祇園祭三若の吉符入り
祇園祭といえば、誰もが山鉾巡行と口を揃える。日本三大祭の一つとして挙げられ、コンチキチンと、人々に愛される祭であることは嬉しい限りで、願ってもないことだ。
しかし、室町時代以前に… 続きを読む

祇園祭 吉符入り 三若神輿会 三若 財団法人祇神会 牛頭天王 、御霊会 中御座 東御座

狸谷不動院 千日詣り火渡り祭

ベタですが、やはり、心頭滅却すれば、、、

「たぬきだにのお不動さん」をご存じだろうか。
京都市内を走っている車の後ろに、「交通安全 狸谷山 追突注意」と書かれた赤いステッカーをよく目にする。
それを見るたびに、信仰の霊山と名の高いあの修験道大本山一乗寺狸谷山の修験者を思い出す。

一乗寺下… 続きを読む

千日詣り 火渡り祭 修験道 大本山一乗寺 狸谷山 千日詣り 火渡り祭 舞台造(懸崖造)建

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