京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

源氏物語を歩く

紫式部は物語をどんな背景で着想したのだろう

京都文化博物館で開催されていた源氏物語千年紀展が一昨日幕を下ろした。

源氏物語といっても、光源氏の名と色男であったことしか知識は持ち合わせておらず、著者とされる紫式部となると皆目話もできず、2千円札の裏の源氏物語絵巻に肖像画があること、ユネスコの偉… 続きを読む

源氏物語千年紀 京都文化博物館 紫式部

あじさいから蓮へ

泥沼の根か、水面の清楚な花か、何れか真姿

あじさいから蓮へ
6月下旬から蓮の開花の声を聞き始めるが、我慢に我慢を重ね、夏越祓いが済むまでの花見は紫陽花に桔梗と決めている。

祇園祭の吉符入りを聞いて、初めて蓮の花つきの問い合わせを始めだし、… 続きを読む

観蓮 ハス酒を楽しむ会 観蓮会 三室戸寺 天竜寺 法金剛院 立本寺 観修寺

京の蛍

京にほたる、御所に舞ってこそ都

京の蛍
夏は、夜がよい。満月の時期はなおさらだ。闇夜もなおよい。ホタルが多く飛びかっているのがよい。一方、ただひとつふたつなどと、かすかに光ながらホタルが飛んでいくのも面白い。雨など降る… 続きを読む

蛍狩り 枕草子 蛍火の茶会 糺の森納涼市 下鴨神社 糺の森 輪橋(そりばし) 上賀

嵐山の鵜飼

おもしろうて やがてかなしき 鵜舟かな

7月を目前にすると、京都人なら誰も、祇園祭のことが気に成りだす。
7月1日「吉符入」のニュースの影になりあまり知られていないが、この日の夜には、古くから嵐山で風物詩が楽しまれている。
「この時期の嵐山はオフシーズンで人出を目にしないよ」と、言う無かれ。… 続きを読む

鵜飼 大堰川(おおいがわ) 篝火(かがり火)  座敷船 屋形船 鵜飼の舟遊び 鵜舟

祇園祭と鴨川

祇園祭 鴨川を神輿は渡り 山鉾は渡らず

祇園祭の10日といえば、鉾町での「鉾建て」と鴨川四条での「神輿洗いの神事」の日である。


「神輿洗い」とは、八坂神社本殿前で点火された大松明により、四条大橋までの四条通が祓い清められた後、神輿蔵から出され舞殿に飾られた神輿が四条大橋まで、「ホイト … 続きを読む

祇園祭 神輿洗い 神幸祭 京都三大祭 八坂神社 四条大橋 鴨川 四若

知られざる祇園祭 / 後の祭り

祇園の後祭に全国の祇園祭が大挙動いた

17日御旅所に安置された三社の御神輿が氏子町を練り歩き、八坂神社に戻る神事が24日の還幸祭である。街中では「おかえり」と呼ぶ。夕刻の「おかえり」迄の行事として、山鉾巡行は1965年(昭和40年)まであった。そして、これを「後祭(あとのまつり)」と呼ぶ。

後… 続きを読む

祇園祭 平安建都1200年全国祇園祭花傘巡行 小倉祇園太鼓 大池舞殿祭り 熊谷うちわ祭り

涼菓

京の柑橘冷菓 寒天の妙

涼菓
京菓子屋はんに限らず、おまん屋はん、お餅屋はんにおいても、和菓子は季節感が鍵だ。
猛暑の最中、夏の菓子となれば、目と舌にいかに涼を感じさせるかが、決め手である。
涼しげな夏が演出… 続きを読む

冷菓 京菓子 おまん屋 お餅屋 暑気祓い 夏菓子 水無月 土用餅 わらび餅 葛き

スローインテリア / 京すだれ

簾の結界は癒しを届けてくれる

簾(すだれ)をはじめとするスローインテリアに、これ程の反響があるとは思いもしなかった。
そこで、も少し足を踏み入れて記すことにしたい。

日曜大工センターに「簾」は並んでいるが、専門商となると、全国では50軒位しか製造販売をしていないようだ。とりわけ… 続きを読む

簾 琵琶湖の葭 葦 座敷簾 洛西の真竹 西陣織 御簾 京簾 亀甲編み 葵編み 川

京うちわ

顔を隠す団扇から舞妓うちわまで

簾(すだれ)や網代(あじろ)を設えると、そこでは団扇(うちわ)や扇子(せんす)が似合うと感じ、使い出したくなるものだ。

京都の板前割烹や料理屋さんに行くと、白地に赤字で名前の書いてある団扇が、壁一面によく掛けられてある。赤文字は芸妓さんや舞妓さん… 続きを読む

うちわ 団扇(うちわ) 扇子(せんす)  舞妓うちわ 京丸うちわ 倭寇(わこう) 

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