この季節のお奨めコラム
京うちわ
簾(すだれ)や網代(あじろ)を設えると、そこでは団扇(うちわ)や扇子(せんす)が似合うと感じ、使い出したくなるものだ。
京都の板前割烹や料理屋さんに行くと、白地に赤字で名前の書いてある団扇が、壁一面によく掛けられてある。赤文字は芸妓さんや舞妓さん… 続きを読む
読み仮名違えば・・・川床
京の夏の妖怪 その二
光と闇が交錯している千年の都、京都。
八坂の塔を背に東山通りを西へ、ゆるやかな下り坂を下り始めた。
近くのペンションから出てきた若い女性連れの、高台寺から清水寺に出掛けるという話… 続きを読む
京わらび餅
夏菓子を記しているなかで、とうとう「わらび餅」をあげない訳にはいかなくなった。
お取り寄せランキングでわらび餅を調べてみると、京都が1軒神戸が2軒に大阪、奈良1軒が上位5軒であった。
わらび粉の名産である奈良には頷いたが、大阪の貴船神社の水使用には少々… 続きを読む
お精霊さん 迎え鐘
八月葉月と言えば「お盆休み」がある。どうしてお盆が休みなのか。
お盆とはどういうことで、何をする日なのか。
あらためて質問してしまいたくなることがしばしばある。
勿論「大文字さ… 続きを読む
水羊羹
涼をもたらす夏の和菓子が届くと嬉しいものだ。
葛きり、あんみつ、わらび餅、麩饅頭に水羊羹。
包装を開くや青竹などが目につくと、殊更に喜んでしまう。
青竹に入った水羊羹は、幼少の頃… 続きを読む
かも川談義 / 河原の芸能
盂蘭盆に地蔵盆に大日盆
盆と正月は暮らしの中に今も生きている、日本の最も古くから伝わる行事である。
仏教が伝わる以前から、いずれも「先祖をお祀りする行事」として行われていた。
仏教伝来後、その影響が強… 続きを読む
迎え火 夜まいり
大文字こと五山の送り火は、あまりにも有名である。
お精霊さんが迷わぬよう冥土にお帰りになれるよう点す送り火である。
では「迎え火」はどうするのであろうか。
軒先か精霊棚に盆堤灯… 続きを読む
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