京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

鱧食べ 行こう

鱧まつり 梅雨明けどきが 盛りなり

山鉾巡行が済むと、祇園祭は終わったように話されるが、これは大間違いだ。
17日の巡行日から24日の花傘巡行までの1週間が、祇園祭の真只中なのだ。

つまり、八坂神社の神輿が御旅所に「おいで(神幸祭)」になるのが17日で、「おかえり(還幸祭)」になるのが24日… 続きを読む

巻寿司 鯖寿司 ちらし寿司 鱧寿司 鱧づくし 骨切り とろ鱧 活鱧 鱧ざく 焼

迎え火 夜まいり

お精霊さんとお盆の休み、夜も忙し

迎え火 夜まいり
大文字こと五山の送り火は、あまりにも有名である。
お精霊さんが迷わぬよう冥土にお帰りになれるよう点す送り火である。

では「迎え火」はどうするのであろうか。
軒先か精霊棚に盆堤灯… 続きを読む

盂蘭盆会 五山の送り火 オガラ 六道まいり 迎え火 萬燈会 万灯会 盆供施餓鬼 法灯花(

お精霊さんと京野菜

杯に大文字を写し 飲み干す

お精霊さんと京野菜
一昨日、お墓の掃除を日の出とともにはじめた。日中は熱中症が心配だからだ。
昨日、お仏壇を磨いた。日頃の疎遠が悔やまれた。きっと先祖様は小言を言っているだろうと思った。
そして今日… 続きを読む

坊ちゃん南瓜 柊野三尺ササゲ 加茂茄子 水茄子 賀茂トマト 万願寺とうがらし キュウ

地蔵盆 京の六地蔵めぐり

人災を以て末法たらざるべく手を合わす

地蔵盆 京の六地蔵めぐり
陰陽師といえば、安倍晴明〈921年〜1005年)の名が夙に知られるが、晴明誕生より遡ること約100年前に、小野篁(おののたかむら/8… 続きを読む

地蔵盆 六地蔵めぐり 陰陽師 地蔵菩薩 六地蔵縁起 珍皇寺 矢田寺 千本閻魔堂 引

地蔵菩薩と小野篁

冥土通いで見たもの

地蔵菩薩と小野篁
8月24日の地蔵盆は今も続いている地蔵信仰の行事である。
この信仰の起源は、苦しむ人々の救済のために、自らが地獄の炎熱に焼かれ、身代わりとなって働いた地蔵菩薩の姿を、満慶上人が見たこ… 続きを読む

地蔵盆 地蔵菩薩 お精霊さん 送り鐘 矢田寺 満慶上人 小野篁 閻魔大王

盆踊り

古くからの常識を堂々と国家が大切にしなければならない

「五山の送り火」と矢田寺(寺町三条上る)の「送り鐘」で、先祖の精霊を黄泉の国(よみのくに)に見送るとされる「お盆」は終わった。

戦後に「大文字 五山の送り火」となる前までは、「十山」も送り火があったことを、明治生まれの亡き祖母が話していたことを思… 続きを読む

盆踊り 五山の送り火 大文字 お精霊(しょらい)送り 盆踊り大会 念仏踊り 矢田寺

幽霊子育て飴

われらの為せり、温暖化猛暑で母心も溶け

幽霊子育て飴
立秋とは秋に入る日のことを指すが、暦の上ではこの日が暑さの頂点となる日で、翌日から徐々に暑さが和らぎ、地蔵盆頃を指す処暑までの時候の挨拶文には、「残暑お見舞い申し上げます」と、書… 続きを読む

六道まいり 赤子塚伝説 立秋 地蔵盆 お精霊さん迎え 六道の辻 子育て幽 飴買い幽霊 幽

涼菓

京の柑橘冷菓 寒天の妙

涼菓
京菓子屋はんに限らず、おまん屋はん、お餅屋はんにおいても、和菓子は季節感が鍵だ。
猛暑の最中、夏の菓子となれば、目と舌にいかに涼を感じさせるかが、決め手である。
涼しげな夏が演出… 続きを読む

冷菓 京菓子 おまん屋 お餅屋 暑気祓い 夏菓子 水無月 土用餅 わらび餅 葛き

門前近隣のおまん屋はん

朝のうちに作り、その日のうちに売り切ってしまうのが朝生菓子

小生のオフィス(烏丸六角東)の「堂の前町」の北西方面に、隣接して「饅頭屋町」という町名がある。現在は「おまん屋はん」に関わる人達が居住し、製造し、あるいは商いをしている様子は、勿論微塵もない。

日本初の饅頭は、1341年元から帰化した林浄因(りんじょうい… 続きを読む

饅頭の日 松屋 音羽屋 八勘本店 今西軒 神馬堂 葵屋やきもち総本舗 ゑびす屋加兵衛 

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