この季節のお奨めコラム
洛中洛外京桜図 一見さんの桜に通の桜 編 その三
桜吹雪があちこちで舞い出した。
気忙しさと寂しさが織り交ざり、複雑な思いである。
先週末は何処もが見頃で賑わっている。洛北原谷の原谷苑、鷹が峰の常照寺、大原の三千院、下鴨の半木(なからぎ)道、洛中では二条城、洛西嵯峨では竜安寺、西山大原野では勝持… 続きを読む
続 秀吉が京都に残したもの 聚楽第
半農半兵の農家に生まれた秀吉は、武将となり天下人となっても、自身の中にコンプレックスがあったのであろうか。
織田家に仕えるまでの経緯については不確かで、秀吉の口承伝記にあっても… 続きを読む
西陣の日蓮宗寺院の櫻 その1
花見シーズンの渋滞や混雑を逃れ、桜を楽しむなら近場の西陣が良い。
半日ぐらいの街歩きで、隠れた名刹を探訪できる。
西陣… 続きを読む
春の六斎念仏
ゴールデンウィークは、祭、祭、神輿、神輿の日が続く京都である。
その間を縫って、是非子連れで出かけたいのが春の念仏踊りである。
原稿を書く傍らで、罰則強化の鮮明となった少年法… 続きを読む
京の旅 / 苔か鈴虫 はたまたお酒
四条通を西へ西へと車を走らせると、松尾山を背景に大きな鳥居が見えてくる。
松尾橋を渡ると、阪急電車嵐山線の松尾駅。
その目の前の大鳥居の直前に、これまた大きな、見上げるほどのお神酒徳利が治まっている。
この神社で授与されるお守りは、「服酒守」「販… 続きを読む
京の仕出し屋 その二
来客予定の持て成しに、仕出し屋で懐石膳を注文すると、先付、八寸、造り、吸い物、焼き物、揚げ物、酢の物、蒸し物、ごはん、水物と勢ぞろいする。
来客があった場合、できる限りの腕を振るって温かい料理でもてなすのが礼節であると言えども、京都で心のこもった… 続きを読む
桜と茶だんごで宇治三昧
桜を求めて京都市内が混雑の最中、宇治を目指した。
「宇治川さくらまつり」の日であったので、渋滞に多少の躊躇いはあった。
しかし、天ヶ瀬ダム近くに駐車場が用意され、平等院までのシャトルバスが運行されることを知ったので、勢いづいた。
おけいはんに… 続きを読む
上賀茂神社の櫻
四月上旬の京のあちこちは花見で賑わしい。
満開見頃に花見ができるようにと、毎年行く先を練り、下見にも出かける。東奔西走し、カレンダーに印をつけている。
その間、毎年必ず数回も立ち… 続きを読む
続 秀吉が京都に残したもの 聚楽第の遺構とお土居
障壁画「聚楽第図」や「聚楽城図」にも描かれている「梅雨の井」は、千利休が聚楽第での茶の湯に使った井戸水といわれている。
梅雨になると井戸の水位が上がり、溢れ出すことからその名が… 続きを読む
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