京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

知られざる祇園祭 / 前(さき)の祭り

山鉾巡行の夜に 祇園の神が鴨川を渡る

「ハモ落とし」が夏の京料理の代表であることから、祇園祭を別名「鱧祭」とも呼ぶ。そして、祇園祭と言えば山鉾がすっかり看板となり、山鉾巡行が京観光の顔のひとつとして定着している。

ところが、この山鉾を鴨川の東で未だかつて見たことがない。
祇園町でも、… 続きを読む

祇園祭 鱧祭 三若神輿会 四若神輿会 錦神輿会 無言参り 御霊会 八坂神社 素盞鳴尊 櫛

祇園祭 鱧

鱧祭 利口に鱧を食べ尽くす

「エーンヤァラァヤアー」の掛け声も聞かれなくなり、「まわせぃ まわせぃー」の掛け声も24日の後祭を終えると、28日の「後の神輿洗い」を最後に聞けなくなる。

祇園会(祭)も終盤に入ってきたという思いが募ってくる。そろそろ梅雨明けとなる訳だ。

梅雨時に… 続きを読む

祇園祭 京都三大祭 鱧祭 祭鱧 鱧寿司 鱧づくし料理

かも川談義 / みそそぎ川

川床夕涼みの話ネタ

伝聞で恐縮だが、鴨川には年間300万人の観光客が訪れるらしい。
街なかを流れる川としては、清き流れが続き、山紫水明(頼山陽)にふさわしい京都必須の川であることに間違いはない。
平安の昔より暴れ川として有名であるが、ここしばらくは穏やかにしてくれているよ… 続きを読む

みそそぎ川 鴨川

知られざる祇園祭 / 神となる稚児

結納を行い養子縁組まで交わされる稚児

「前祭(さきのまつり)」と言われる17日の山鉾巡行や16日の宵山は、観光客や若いカップルで毎年賑わい、行き交う人が着物や浴衣姿に自然と親しんでいるようで嬉しい限りだ。
祇園祭は7月1日の「吉符入り」から31日の「疫神社夏越祓」までの一ヶ月の間に、屏風ま… 続きを読む

祇園祭 前祭 吉符入り お千度 山鉾巡行 祇園御霊会 宣杖書 社参 二階囃子 太平の舞 神

京の蛍

京にほたる、御所に舞ってこそ都

京の蛍
夏は、夜がよい。満月の時期はなおさらだ。闇夜もなおよい。ホタルが多く飛びかっているのがよい。一方、ただひとつふたつなどと、かすかに光ながらホタルが飛んでいくのも面白い。雨など降る… 続きを読む

蛍狩り 枕草子 蛍火の茶会 糺の森納涼市 下鴨神社 糺の森 輪橋(そりばし) 上賀

七月の節句は七夕さん

バレンタインデーより大事な愛の記念日

七月の京都は祇園祭一色になる。その影になってしまい、ついつい等閑になり見落としてしまう歳時記も多い。
そのうちのひとつが七夕祭ではないだろうか。
現在も、幼稚園などでは笹飾りを作り、町を歩くと幼子のいるであろう家庭の軒先やバルコニーに、短冊のつけら… 続きを読む

七夕 七夕祭 節句 乞巧奠(きこうでん) 棚織津女(たなばたつめ) 織姫星 風俗博物館

読み仮名違えば・・・川床

床(とこ)あります

「床(とこ)あります。」と読んで大笑いされた。

随分も前のことである。先斗町を歩いていて、軒先に掛かるその曰くつきの札を見つけ、大声に出して読み上げたのである。
「花街やからトコと読んでもええんや!」と、解りもしない年端で負け惜しみ
を言った記憶… 続きを読む

川床 鴨川納涼床 先斗町 川床 床几 皐月床 本床 後涼み 名残りの床 川床料理 京の奥座

変わろうとも変わらずとも 祇園祭は祇園御霊会

時代が祭りを再製する

変わろうとも変わらずとも 祇園祭は祇園御霊会
祇園祭の真只中である。
先週の17日は朝から晩まで祇園祭の追っかけで一日が過ぎた。

汗と雨とで三度着替え直した。洗濯籠を持ち上げるとずっしりとしている。寺町の御旅所から自宅に戻る… 続きを読む

祇園祭 祇園御霊会 魂振り 八坂神社 牛頭天王(ごずてんのう)

祇園祭と鴨川

祇園祭 鴨川を神輿は渡り 山鉾は渡らず

祇園祭の10日といえば、鉾町での「鉾建て」と鴨川四条での「神輿洗いの神事」の日である。


「神輿洗い」とは、八坂神社本殿前で点火された大松明により、四条大橋までの四条通が祓い清められた後、神輿蔵から出され舞殿に飾られた神輿が四条大橋まで、「ホイト … 続きを読む

祇園祭 神輿洗い 神幸祭 京都三大祭 八坂神社 四条大橋 鴨川 四若

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